
5月22日「女性起業家のためのウェブ活用講座」には29名の女性のご参加をいただきました。
お帰りの際にたくさんの方に「ためになった」「おもしろかった」「おいしかった」とのご感想をいただき、大変うれしく、ありがとうございました。
また、このような機会をいただいた カスペルスキー さん、KDDIウェブコミュニケーションズ さん、#起業女子 さんに感謝いたします。
今年初めから準備していたイベントが昨日無事に終わりました。
Instagramのビジネス活用、ウェブ活用の基本、ネットセキュリティと3本だてでそれぞれ旬な話題で今後のビジネスに役に立つお話だったと思います。
参加された皆様は何が一番心に残ったでしょう?
それぞれに抱えている課題が違っているので響くポイントはそれぞれだと思います。
昨日感じたインスピレーションをぜひ今後のビジネスにお役立ていただけたらと思っています。
さて、残念ながら昨日予定が合わずご参加いただけなかった方々に昨日のお話からひとつ。
SNSを使っているときに出くわす感情「拡散しなくちゃ」という親切心。
ガセネタ情報もしかり、チェンメールもしかり。
自分が周りにお知らせすることが使命のように感じてしまうこれらの悪質な情報。
これを、拡散する前に、その情報が正しいネタなのかを調べましょう。
というお話。
「これらのネタを拡散してどういう被害が及ぶのか?」
という質問が昨日も出てきました。
なにか個人情報が搾取されたりするのだろうか?と思うかもしれません。
まあ、メールやLINEで送られてきたのなら少なくともそれ以前にメールアドレスやLINEIDが知られているということなのですが、そこはちょっと横に置いて。
拡散した後の被害は何か?ということ。
それは、「そんなガセネタを信じて拡散して、何をやってるんですか?」と思われるということです。特に有識者と周りから思われている方がこれをやると「あらあら」と失笑される恐れがあります。その情報の信ぴょう性を調べもせずに拡散するなんて、無責任な方ね。と思われるよ。ということです。
要は、笑われますよ。ということです。
これは、プライドが傷つきますよね。
そうならないためには、昨日のようなセミナーに参加して勉強する。とかも必要ですし、何かうさん臭いぞ?と思ったらそのネタの信ぴょう性を調べる手間を省かないことです。
人の恐怖心をあおったり、真実よりも面白おかしくしたガセネタを信じたり。それを信じて何が起こるのかと問われれば、「恥をかく」ということ。リテラシーが低いよねと思われるということ。
「情報リテラシー」
情報を適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する力
という意味があります。
これが低いというレッテルが貼られるのは少々痛手ではありませんか?
情報も人もほかに繋ぐ時には、つなぐ自分自身にも責任が生じます。
そういう気持ちをもってつなぐことが大人だと思っています。
カスペルスキーさんのお話の締めくくりに
「Stop Think Connect」
という言葉がありました。
立ち止まって考えてからつなぐ。
余裕と責任は一対のものだと考えています。
たぶん、私たちは一生インターネットからの情報の中で生きていきます。
今までの常識や、今までの思いやりと思っていたことがが通じない世界が当たり前になる可能性があります。
理解する力。解釈する力。分析する力がますます大切になる時代になるということです。