
昨年に引き続き、石川県民大学校大学院 講師養成コース基本講座にて登壇してまいりました。
石川県民大学校大学院とは、石川県民大学校で学ばれた方がその後学んだ成果を高めたい方や、講師を目指す方に対して石川県が開講している講座で終了までに小論文や講座企画書を作成していくものです。
その中の基本講座全4回の中の第2回目「シンプルで伝わりやすいプレゼン資料の作り方」を担当させていただきました。
プレゼン資料を作る際もそれを聴講する人、見る人がどんな人なのか?ということをリサーチすることが大切であることなどをお話し、グループにわかれ各チーム課題を与えてプレゼンつくりに取り組んでいただきました。
各チーム初顔合わせだったそうですが、なかなかのチームワークで60分という短い時間内で頑張っていらっしゃいました。

グループAは、対象が小学6年生という設定でプレゼンつくりをしていただきました。

グループBは、普通高校2年生の授業で発表という設定。
どちらもプレゼンにする課題は同じです。
制限時間いっぱい使って6枚のスライドを作っていただき、それぞれ発表者を決めては5分間で発表をしていただきました。
聞く側はそれぞれ小学6年生になったつもり、高校2年生になったつもりで聞いていただきます。
発表の後は軽くフィードバックをして終了。
全2時間かなりハードな内容ではありますが(受講生にとって)今年も喜んでいただけたようです。
プレゼンも、チラシつくりも、自己紹介も、ホームページも「誰に伝えるのか」「何を伝えるのか」「聴くこと、見ることによってどうなりたいのか」ということが重要です。それがすべてではないかと思っています。
この語講師を目指す方々なので、「講座を開く際の注意点は何ですか?」という質問もいただきましたが、この答えも、「受講されている方々の様子を観察することだと思っています。顔をみれば伝わっているのかいないのかわかります。」とお答えしました。
同じようなワークを今後ホームページ作成の講座でも取り入れていこうと思います。