「質問に対して、まわりくどく回答になっていない答えを繰り返し時間が消耗する。」
とわかっているから忙しいときにその人の対応を拒むのだ。だって、時間がかかることがわかっているし、今は他のことで手がいっぱいで手が回らないということがわかっているから。
お客様で実に私を使うのが上手な社長がいる。
その方はメールですべて要件がやってくるのだけれども、例えば修正箇所があるとスクショに手書きで支持を赤字で書いたものをPDFにして指示してくる。
そして2つあればそれぞれ別のメールでやってくる。
非常に些細な要件でも、そのスタイルは変わらない。
私は一つのことを対応し終わると終わった旨を来たメールに返信するだけでよく、どんなに忙しくてもこの社長のメールにはすぐに対応している。
だって要件がわかりやすく、端的だから時間がかからないことがわかっているから。
社長は私のレスポンスを非常に気に入っていただいているようだけれども、それは、社長が私のパフォーマンスが上がる工夫をしてくださっているからだと信じてやまない。
「後回しにする依頼」と、「前倒しにする依頼」というのがどうしても生じてしまう。
この時もしかして自分の好き嫌いなのか?と顧みることもあったのだけれども、
後回しにしなければならない理由、前倒しにできる理由というのが存在しているということなのだ。
前倒しでやってほしいときには、日ごろからのレスポンス、思いやりのある行動が影響する。
間違っても「お願いします。うんぬんかんぬん」とまわりくどい理由がメッセージで送られてきたら、その文章を読まなくてはいけない時点で「時間がいる」と判断してしまい、後回しにしてしまう可能性は大きいということだ。
端的な、明快な伝達文章、言葉を使う癖をつけよう。
仕事が格段早く終わる。