文字色の多用はかえって伝わりづらい

ホームページの文章中の文字色を赤や青を使って単語の文字色を変更しているのをちょくちょく見ます。

たぶん、その言葉を訪問者に見てほしい!と思うのでしょう。

「ここ重要!」と言いたいのでしょうね。

結局何がいいたいのかが伝わらなくなってしまう


 

ひとつの段落の1文節くらいならいいのですが、見る限りこれをやってしまっているサイトは、多様されています。

これは、かえって訪問者が理解しづらくなっている可能性があります。

 

文章中の色が先に目に入ってしまい、文章が頭の中で繋がらなくなってしまうのです。

一生懸命読んでも結局何が一番大切なことだったの?

となってしまいます。

 

私がサイトを作るときは、文章の最中に色の変更を極力なくすようにします。

もし、クライアント様からそのようなオーダーが出た場合は、なぜそうしたいのかを伺います。

文字色を変更したい部分の意味を理解し、この場合はその文章自体の構成を変更します。

 

一番簡単な方法としては、「見出し」を使って、まず何について伝えたいのかが伝わりやすくします。

そして、その見出しだけである程度伝わるようにして、その詳細を文章で添えるようにします。

 

もう一つの方法としては、テキストだけではわかりづらいのだと判断した場合は、イラストやイメージ画像、フローチャートなどを使ってパッと見て理解しやすいビジュアルを足します。

要は文章をくどくど読まなくても理解できるサイト作りに心がけています。

 

訪問者が早く理解し、本来の行動を起こしてもらうにはどうしたらよいか?

ターゲットならお申込みや、資料請求、ご予約などを、非ターゲットならさっさとその場から離れてもらう。

文字色の意味がある場合もある


例えば「青色」の文字はリンクを意味する暗黙のルールみたいなところがあります。

なので、文章の途中の単語が青色だと、どこかリンク先があるのか?と思いそこをクリックしようとしてしまったりします。

また「赤色」は危険を伝える色ととらえられる可能性があります。

 

色が与えるイメージは「強調」だけではない。ということです。

伝わってほしいこと=Google検索で見つけてほしいキーワードではないですか?


一般的に文字色を変更してもGoogleさんはそこが重要部分とは理解してくれません。本文として他の文章と同じように理解するだけです。SEOにおいて文字テキストでキーワードが入っているということは基本中の基本ではあるのですが、Googleがサイトを見に来た時にはその中のルールhtmlの記述に基づいて、重要ポイントをチェックしていきます。

 

太文字にする、文字を大きくする、色を変更する。

では、なく「見出し」をうまく使う。ということが大切になります。

ジンドゥーのコンテンツ追加ボタンを押したときには左上に「見出し」が出てきます。これをうなく使う。

大見出し(H1)、中見出し(H2)、小見出し(H3)を使い分けるということになります。

大見出しだからと言って大きい文字の見出しというわけでもないのですが、そこは別途ちゃんと勉強してください。

色のイメージに頼らない読みやすいサイト作り=伝わりやすいサイト


「色を変えてあげたんだから、ちゃんと理解してよね」

という不親切なサイトでは、訪問者からもGoogleさんからも好かれないということになりかねません。

色を変えたくなったら、なぜそうしたいのかを一度考え、文章構成をやりなおすくらいテコ入れした方がよいと思います。