時代の流れはデジタルなのに、紙での掲示、回覧板があたりまえは時代遅れ
自宅マンションは入居世帯数が多いのもあって管理組合がしっかり機能しているので、共有部分の修繕や清掃が行き届きとても快適に過ごしています。
ただ、ひとつ住民へのお知らせが紙ベース一択というのが不便な時があります。
1Fエレベーター前のエントランスに掲示物スペースがありそこにエレベータ点検だの、貯水槽掃除だのが貼ってあって、貼ってあるということは、1Fまで下りないとその情報を知らないまま終わるということで、それが不便に感じることがあるのです。
だって、自宅事務所でほとんどオンラインで仕事が成り立っているので、一歩も外に出ずに何日も何てことしょっちゅうなんですもの。
同じような不便さを鶴来で一戸建て住宅に住んでいた時に感じていました。
回覧板ですよ回覧板。
もちろん、紙ベースを全くなくせとは言わないのだけれども、住民の生活スタイルが多様になって、そして今の世の中デジタルがあるのだからそろそろ移行していってもいいんじゃないだろうか?たとえ田舎でもと思うわけです。
というと、専用の管理組合用アプリとかに走っちゃいそうだけれども、それはそれで迷惑なのです。ってことも知らない、思いが廻らない人多いでしょうね。きっと。
専用アプリは関係者以外なんのことかわからないのですよ。例えばシニア世代が外に住む親族に使い方を聞いても教えてもらえないのです。画面も見たことないから電話で説明とかもできない。
そんな専用アプリを開発するよりも、私が勧めるのは「公式LINE」の活用を勧めます。
もちろん、来年実質値上げとなるLINEなので無料の公式LINEで何十世帯✖住人数のメッセージを送ればすぐにパンクしてしまう。
でも、その分の予算を決め運用すれば、助かる住民は多くいると思いますよ。
LINEが使えない世帯だけ把握しておいて対応を考えておけばいいのですし。
令和4年度総務省通信白書によると
総務省が毎年発表している令和4年度の通信白書によると、スマートフォンの世帯保有率は10年前の2012年が49.5%だったのに対し、2021年は88.6%とほぼ90%に伸びている。
隣近所10件中1件だけスマートフォンを使っていない世帯があるけれども、他9件はスマホ使ってますということなのです。
出典:「令和4年版情報通信白書」(総務省) https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd238110.html

変化を嫌う老害たちの同調圧力もいい加減に…
マンションなら管理組合の理事の仕事、町内会なら役員の仕事はほぼボランティアという労力の搾取の上に成り立っていますよね。
「お互い様」お言う名の同調圧力を昔から感じてます。
変化を嫌う老害たちが(20代でも変化を嫌う人は老害というそうな)今までもそうしてきたんだから!と反対するのが目に浮かびます。
でも、毎年役員決めでもめたり、仕事で本当に朝早く夜遅くまで仕事をしている人、高齢者だけの世帯になっている家など圧力かかってもやれない、やりたくない人であふれています。
なぜ、こういう昔からみんなが嫌っていることを何とかしようと思わないのでしょうか?
私はすぐに何とかしようと思って、近所の人に煙たがられたり、長老に叱られたりしてましたけど。何か?です。
こういうものを外部委託する自治体も出ているそうで、それでいいと思います。
大いに賛成です。
お金で解決すればいいのです。
ということで、私を使ってお金で解決してください。(笑)
とまあ、こういうたぐいのご相談も受けるようになり、私の出番はますます多岐に見えるかもしれないけれど、課題を見つめデジタルでシンプルに解決するという点では、どれも同じ仕事なのです。
お気軽にご相談くださいませ。